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台湾総統選挙、蔡英文の応援に行って来ました! 

明けましておめでとうございます。
新年早々ですが、台湾の総統選挙を見に行って来ました。(直接NPO9.11風の環コンサートとは関係ないですが)
「今日の香港、明日の台湾、明後日の沖縄・日本」です。中国政府の大規模な工作活動を受けて国民党側も強力に巻き返しを狙ったようですが結果的には祭英文率いる民進党が圧勝しました。まさに去年6月から始まった香港での大規模デモの現状(即ち中国共産党政府の「一国二制度」のまやかしに気づいた香港の若者たちが地元警察にボコボコにされる姿)が流れを変えたと言っていいでしょう。でもこれで中国が引き下がるとは思えません。これからも予断は許さない状況が続くでしょう。それにしても日本政府は何とだらしないことか。香港の学生たちにも台湾国民に対しても何の支援の表明もない。そんなに中国が恐いか!日本の学生たちよ。アニメとかゲームにしか興味ないのか? 命をはって抵抗している香港の学生たちを見て“他人事”としか思えないか? 今自分たちが在るのは、そして享受している平和は誰のお陰なのか?少しは国の将来、自分たちの未来を考えることはないのか?

台北総統府前10日香港若者
香港から応援に来た学生たちと一緒になりました。アメリカから来た日本人だ。香港を応援してるぞ、と言ってやったらとても喜んでいました。そのまま意気投合。他に顔を黒マスクで隠した香港からのグループも何人か見かけました。


台北総統府前10日祭英文集会
台北の総統府前広場に集まった蔡英文支持者は53万人余りとのこと。前日の国民党の集会もだいぶ盛り上がっていました。我々がこの場所に着いたのが午後5時過ぎ。もうその時にはこの熱気です。民進党を応援する曲(だと思うけど)がソロバージョンとコーラスバージョンで代わる代わる流されていました。我々は蔡英文たちトップが到着して挨拶するのは8時頃というのを聞いて、とても体力が持たないと思い7時前に引き上げました。最寄りの駅地下鉄駅に向かう道からぞくぞくと人が広場に押し掛けてくる。その中で我々だけが流れに逆らって進む感じ。あの若者たちのエネルギーには圧倒されました。蔡英文は勝った!と思いました。その時正直「うらやましい」とも思いました。アメリカに移住した当初から思っていたことですが、日本も大統領制にして国のトップを直接選挙で決める方式に変えるべきだとまたつくづく思いました。そうしたら「平和ボケ」の日本人も少しは国のことを考えるんじゃないか? とにかく憲法を改訂して時代に合わせて変えて行かなくてはいけないことが山ほどある。

台北総統府前広場9日L

前日の9日は対抗候補を擁する国民党の集会に続々と支援者が押し掛けてきてました。これもすごい盛り上がりでした。ただ民進党支持者に比べて明らかに年齢層は高そう。今回、蔡英文が圧勝したといっても未だ4割近い台湾国民が国民党を支持している。これはあの香港デモを見ても親中の国民党を支持している勢力だ。今後も中国の執拗な工作活動が続くことを考えるとこれは脅威だ。蔡英文政権としても決して油断はならない。今回の選挙で国民党側は「中国との関係なくして台湾経済は立ち行かない。台湾は益々世界の中で孤立化する!」と強調していた。「まず経済」は甘い誘惑だ。これで日本、アメリカを含め西側主要国はこの30年余りコロッと中国に騙されてきた。アメリカとEU主要国はようやくこのウソに気づき対抗処置を取り始めた。能天気なのは日本だけだ。日本の国土がどんどん中国に買い占められている現状や、中国が香港、ウイグル、チベット、モンゴル民族を弾圧している現状に目をつぶって、ヒットラーに匹敵する(いや、ヒットラーでさえ生きたまま臓器を摘出してビジネスにするなんてまでは考えなかったろうから、ヒットラーを超える)全体主義指導者を国賓として迎えようとしている。 こういう独裁者を天皇陛下に会わせるのか?想像するだけで身の毛がよだつ。


台北自由広場にて9日

総統府からわずか数ブロックの自由広場。ここに美しい音楽堂も建っている。まるで嘘のように静まり返っていた。熱い選挙運動で盛り上がる総統府前とすぐ隣にあって平和そのものの自由広場。本当の平和と自由を守るための民主主義の戦い。その縮図を見た思いだった。  それにしても「わたしはハポン」という私オリジナルの支倉常長ポロシャツを着てのこのスナップ写真。常長が政宗の命を受けてスペイン・ローマに渡ったのが400余年前、様々な激動を経てこの台北に自由広場ができたのがわずか30余年前。「歴史」という悠久の流れを感じてしまいます。今回は私にとって初めての台湾の旅でした。スペインのハポンさん達は勿論(ある意味熱狂的な)日本ファン。行く先々で出会う台湾の人たちもほとんどが親日家で心の触れ合いもできました。本当にいい旅でした。


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風の環少年少女合唱団が日本ートルコ平和記念コンサートに出演 

2018年11月29日カーネギーホールで開かれた「日本ートルコ友好 平和祈念コンサート」に風の環少年少女合唱団の子供たちが特別出演し、日本とトルコの文化交流に貢献しました。
指揮者で作曲家の向山氏よりNPO風の環コンサートに対して2,000ドルの寄付金が進呈されました。

向山さんとCarnegie
公演後カーネギーホールの出演者通用口での指揮者の向山氏とNPO代表の白田

2010年 コンサート プログラム予定 

第3回 9.11風の環コンサート 予定

日時:2010年9月11日、開場6.30pm、開演7.00pm
場所:New York Society for Ethical Culture Concert Hall
2 West, 64th Street at Central Park West, New York
入場料:10ドル

[第1ステージ] 湘南ゴスペルクワイアー (from Japan)
. We've Come to Praise Him
. Hallelujah
. Total Praise (ココロ・ゴスペルクワイアーと合同)

[第2ステージ] 「ココロ」ゴスペルクワイアー
. Expect Your Miracle
. 祈りーPrayer
. While We Still Have Time

[第3ステージ] NY男声グリー
. Heilig
. Standchen (小夜曲)
. 見上げてごらん、夜の星を
[合同ステージ] 「ココロ」と「NY男声」の混声合唱
. 混声合唱のためのカンタータ「母の日に」 (カルティエ・住山一貞)

(休憩)

[第4ステージ] Gregory Singer & Manhattan Symphonie Orchestra
. ドヴォルザーク 「新世界」
 I, II, III, IV楽章

終了 9.15pm

司会・進行 :久下香織子 (フジTVアナウンサー)