署名10,000筆突破!
Saveサンファン世界ネットは、宮城県が進めている復元船の解体計画に反対し、1月から署名活動を続けてきましたが、6月15日時点で10,000筆を突破したと発表しました。
この中には昨年11月に94歳で他界された元横浜国立大学教授の宝田直之助教授の奥様や姪御様が中心になって集めた200筆も含まれているとのことです。宝田氏は帆船「日本丸」や青函連絡船「津軽丸」などの建造に関わった船舶工学の権威で、サンファン号の復元船建造にあたっては歴史的資料が乏しい中で地道な考証作業を行いながら設計図を完成させ、復元船の建造に多大な貢献をされました。
コロナ禍で、しかも宮城県が蔓延防止法発令という制約の中目標の10,000筆をクリアできたことは「この復元船が貴重な県の文化遺産であり、その歴史的意義と共に将来的に保存されるべきという県民の強い意志の現れだ」とアンバサダーの都甲マリ子さんはコメントしています。
10,000筆の署名を手に微笑む都甲さん。宮床伊達家末裔。
- [2021/06/25 15:38]
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第五福竜丸を見に行ってきました!
第五福竜丸は健在でした!
石巻市のサンファン・ミュージアムに展示されているサンファン・バウティスタ号の復元船(原寸大の木造船)が老朽化を理由に解体されようとしています。「陸に上げて10億円かけて修復しても10年ももたない」というのが宮城県の調査委員会の理由です(現状では5年ももたない)。「木造船の寿命はせいぜい15年~20年。だから任務は全うした。」とも言っていました。
果たしてそうなのか? Seeing is believing. 新木場の夢の島公園まで行って第五福竜丸を見てきました。学芸員の方ともいろいろお話できました。
この船は1954年にビキニ環礁でアメリカの水爆実験で被ばくしたマグロ漁船です。その後紆余曲折を経て東京の夢の島(当時は有名なゴミの島)に長い間放置され、いよいよ廃船というときに保存運動が巻き起こり、補修され保存が決まりました。そして東京都によって現在夢の島公園に立派な展示館が立てられ展示されています。
同じ木造船ですが、長さが約28メートルでサンファン号の約半分ですが、やはり実物大の迫力がありました。この展示館が出来たのが1976年ですから、すでに45年がたっています。その後一度1986年に比較的大規模な修復工事が行われたとのことですがそれからでも35年たっているのです。修復前は外板などは“豆腐”のような状態だったと言います。でも今でもしっかりその雄姿を見せてくれています。最後に補修工事が施されてから35年たっているので、さずがに外板が傷んでいたり塗装がはがれているところも多いのですが、まだまだ十分展示できそうです。ですから上記のサンファン号に関する県側の主張はいずれもウソです。サンファン号も陸に上げて、それなりに保修・管理すればあと10年20年はもつはずです。
はじめから結論ありきで解体を決めた宮城県の決定に改めて憤りを覚えた次第です。
400年前の伊達政宗や支倉常長の熱い思い、夢、ロマンを伝える貴重な歴史的文化遺産を自らの手で解体しようとする県の行為は、世界遺産のバーミアン遺跡を破壊したタリバンの行為に匹敵する”蛮行”です。決して許される行為ではありません。
- [2021/04/20 01:19]
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Saveサンファン世界ネットが発足しました!
石巻市の慶長使節船ミュージアムに展示されている「サンファン・バウティスタ号の復元船の保存を求める世界ネットワーク(Saveサンファン号世界ネット)」が結成されました。この復元船は伊達政宗公の命により1613年に建造された原船を原寸大で忠実に復元された木造船で1993年に1年半かけて400年前の資料をもとに建造されたもの。東日本大震災の大津波やその後の台風に耐え、地元では復興のシンボルとして愛されてきた。しかし県は老朽化を理由に修復を断念し今年中に解体し4分の1のプラスティック模型船に置き換えると決定している。
NPO法人9.11風の環コンサートは賛同者の一員として「Saveサンファン世界ネット」に加わっています。
www.japon-hasekura.comから署名サイトに入れます。皆さん、ご協力ください。
1月27日から31日にかけて上記の意見広告が、読売、朝日、日経、石巻日日の各新聞に掲載されました。
地元の大手新聞である河北新報は、県の方針に従うとしてこの広告の掲載を拒否しました。
- [2021/02/06 04:45]
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令和最初のハポン使節団来日! 仙台で結婚式も!
The 1st Reiwa Japon Embassy from Coria del Rio Visited Sendai !
A Couple Gave A Wedding in an Authentic Shinto Style !
A delegation of 22 Japon-sans came to Japan from Coria del Rio, Spain and visited Sendai area from August 5 to August 10. It is their first visit to Japan for all the members except Juan Francisco Japon, President of Japon-Hasekura Association in Spain who had been there 4 times already, They visited Hasekura's graves in Sendai, Kawasaki-machi and Oosato-machi one by one in the sweltering hot weather of dead summer in Japan. They enjoyed the fireworks on the Tanabata eve.as well as the famous Tanabata (star festival) in Sendai. Also, they visited Zuihoden, a mausoleum of Date Masamune, where they met Mr. Yasumune Date, the 18th head of Date family. They also visited Department of Literature of Tohoku University to discuss so-called Hasekura League to be developed among and between Hasekura-related cities such as Coria del Rio, Civitavecchia, Acapulco, Havana, and several Japanese cities or towns, including Sendai, Kawasaki, Osata, Yonezawa and Onagawa.
The highlight of the tour was the wedding by Juan Carlos Japon and Yolanda Mellado which was carried out in a typical Shinto style at the outside Noh-stagel of Shozankan, one of the most prestigious and classic wedding hall in Japan. It had been a long dream for the couple that the wedding ceremony be conducted in Japan in a typical Japanese style.
In Onagawa, they met the youth members of Cobaltore Onagawa, that was an emotional reunion since the young soccer players flew to Coria del Rio to participate the 1st Hasekura Cup fought among the youth teams, The Real Betis, Coria FC and Cobaltore Onagawa. They really had a good time by singing and dancing Sevilliana, traditional style of flamenco over eating and drinking.
The tour is officially supported by NPO 9.11 Circle Wind Memorial Concert and Japon Hasekura Supporting Association.
Coro HAGI, Coro TOMO along with all Japon sans singin Hanawa Saku together at the stage of wedding hall of The Shouzankan.
Japon sans were overwelmingly welcomed by Kawasaki people. Tsunenaga grew up in Kawasaki during his youth period. There exists his grave where Japon sans all climbed up to pray.
In front of one of the buildings of Dept. of Literature, Tohoku University. Japon-sans have discussed the possibility of firming up the relationship with the prestigious university for creating HASEKURA LEAGUE among and between the cities related to Hasekura Tsunenaga.
With the bride and groom near Date Masamune;s armor in The Sendai Museum..
First experience of Karaoke !
Dynamic, sensational and powerful youngsters of Japon girls. They seem to have been inspired by the Japanese cultures, traditions, life styles, behavior and mentality encountering one after another just like a bolt out of the blue during their sty in Japan.
KHB announcer, Ms. Itoi, also enjoyed flamenco dance. She seems to have a good sense.
The last night of their trip ended up with a ball of flamenco as expected very much.
Everyone kept dancing as if he/she were a professional dancer.
- [2019/08/16 05:47]
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風の環少年少女合唱団がスペインでハポンさんらと交流
風の環少年少女合唱団が、ハポン・ハセクラ後援会およびNPO法人風の環コンサートの支援で3月末から10日間スペインのコリア・デル・リオおよびセビージャで国際交流をすることになった。
1614年、仙台藩主伊達政宗の命により、支倉常長率いる慶長遣欧使節はスペインとローマに派遣され、現在のセビージャ県コリア・デル・リオ市に上陸した。同市には使節団の末裔とされ、スペイン語で日本を意味する「ハポン」姓を持つ人が700人以上いるといわれている(セビリア県では1,000人以上)。鎖国の時代では正しい評価が難しかった常長たちの偉業を、400年以上の時を経た今、政宗や常長の思いを引き継ぎ、未来を拓くことを目的に、グローバル規模の青少年の音楽・スポーツ交流が開催される。
風の環少年少女合唱団は発足以来様々な形でコリア市やセビリア市との交流イベントに参加してきた。2017年にはコリア市の市民合唱団コロ・ダバールと共にカーネギーの大ホールで開催された合唱祭に参加。また昨年は第11回風の環コンサートのホスト役としてコリア市に隣接するトマレス市からトマレス少女合唱団を迎え、同じ舞台で歌ったりホームステイを提供したりする中で深い交流関係を育んできた。そして今年は風の環の子供たちがスペインを訪問し、現地の子供たちやハポンさんたちとの交流を深めながら400年前の先人たちの偉業を肌で体験することになる。
一方、昨年12月に発足したハポン・ハセクラ後援会は、その最初のプロジェクトとして、宮城県女川町のサッカークラブ・チーム「コバルトーレ女川」のジュニアユースチーム23名を平成最後の「ハポン・ハセクラ使節団」としてスペインに派遣する。コバルトーレの子供たちは、コリア、マドリード、セビリアにおいて各地を表敬訪問し、セビリアの「レアル・ベティス」、コリア市の「コリアCF」そして「コバルトーレ女川」のジュニアチームによって競われる「ハセクラ・カップ」に参加する。現地では、コリアCFの選手およびハポンの御宅にホームステイさせてもらい、支倉常長の偉業を伝え、コリア市と女川町弾いてはスペインと日本の新しい懸け橋になってもらうことが期待されている。
風の環の子供たちは、この「ハセクラ・カップ」の試合にも立ち会い、女川町そしてスペインの子供たちを応援することになるが、そのほかにも現地の小学校訪問、現地合唱団との合同演奏会、毎年恒例のお花見、トマレスでのワークショップなどへの参加を予定している。またハポンさんのお宅だけでなく、トマレス少女合唱団のメンバーのお宅でのホームステイも予定されている。
今後の予定:
2月24日 ニューヨークにて出陣式
3月29日 JFKよりイベリア航空にて出発
3月30日 マドリード着。コリア市に移動
3月31日 コリア市訪問。観光
4月1日 コリア市の小学校訪問。 ハポンさんらによる歓迎会に出席
4月2日 レアル・ベティス訪問
4月3日 ハセクラ・カップを応援
4月4日 セビリア観光
4月5日 トマレス合唱団のワークショップ参加
4月6日 コリア市の「お花見」に参加。トマレス市での合同コンサート参加。
4月7日 帰米
問い合わせ:
(アメリカ) NPO風の環コンサート代表 白田正樹
201-264-5825 mikeshirota125@gmail.com
(日本) ハポン・ハセクラ後援会事務局長 寺田美穂子
090-8618-8018 info@japon-hasekura.com
website: www.japon-hasekura.com
facebook: www.facebook.com/JaponHasekura
- [2019/02/20 04:44]
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