仙台にニューヨークの風が舞った!
仙台で行われた第13回風の環コンサートは大成功でした。
コロナ禍でニューヨークでのコンサートが不可能となったため仙台に場所を移して開催された今年の風の環コンサート。ニューヨークで活躍しているソプラノの田村麻子さん、バリトンの門間信樹さん、バイオリンの大曲翔さんらが仙台に集結。ガーシュイン、バーンスタイン、バーバー、ビリージョエルなどのニューヨークに係わるアーティストの名曲を次々と披露した。ボストンで活動していた仙台出身のジャズ作曲家・ピアニストの秩父英里さんも特別参加。
また仙台の合唱団「萩」のメンバーで東北大学男声合唱団OBの有志がおよそ半世紀ぶりにガーシュインのPorgy & Bessを披露した。 例年風の環コンサートのホストとして参加しているニューヨークの混声合唱団Japan Choral Harmony「とも」や風の環少年少女合唱団はビデオ演奏で参加し、コロナ対策のもとで埋め尽くした聴衆の心を掴んだ。
チケット代のうち1,500円は、ニューヨークで医療従事者、警察署、消防署、高齢者施設のサポートにまい進しているニューヨーク日系ライオンズクラブに贈られることになっている。
ゲネプロでのアンサンブル。マスクをつけての最後の合わせ。
コンサートは国内はもとよりアメリカやスペインにも同時配信された。さすがイトオンさん。カメラや機材も本格的。
ゲネプロの間もコロナ対策の確認。
ウェストサイド・ストーリーからTonightを朗々とソロ。日ごろの鬱憤を晴らす?
One Hand, One Heartをソリスト二人が合唱。いい場面だよね。手をつないで終わるしかないでしょ!
MCを務めてくれた宮崎さん。ご苦労様でした。彼女自身もピアニスト。
仙台の期待の星、秩父さん。コロナのため3月から地元仙台で活動している。Bostonに早く帰りたーい!
パプアニューギニア出身のサックス奏者松丸さんとのデュオ。異色の組み合わせだ。ビリージョエルのNew York State of Mind圧巻でした。
最終ステージのPorgy & Bessでは男声合唱とバリトン・ソプラノとのコラボが聴きどころ。
Bess, You Is My Woman now.. ソロの掛け合いに観客は酔いしれる。
サマータイムは男声合唱とソプラノソロの掛け合いだ。誰もが知る名曲だけに緊張が走る。
東北大学男声合唱団OB有志によるPorgy & Bess。ほぼ半世紀ぶりの演奏だ。足腰は弱っても声は弱ってないぞ!
指揮にも力が入る。
アンコールも終わって、出演者全員のカーテンコール。コロナの鬱憤をコンサートにぶつけた90分でした。久しぶりの充実感だ。
おまけに近くの居酒屋で打ち上げまで! NYでは考えられない! 仙台はまるで天国だ。 ご苦労様!!
- [2020/11/11 18:00]
- 2020 コンサート |
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